日本協会は30日、2月8日からのなでしこチャレンジプロジェクト合宿(熊本)のメンバー45人を発表した。昨年は代表主力組との合同合宿だったが、今回は17~25歳までの国内組で構成。MF田中陽子(20)やFW京川舞(20、ともにINAC神戸)、MF猶本光(19=浦和)らヤングなでしこを軸に招集され、半数以上の23人が10代。高校、大学生も8人呼ばれた。

 3月に23歳以下のチームで出場するラ・マンガ国際、代表主力組で臨むアルガルベ杯のメンバー選考を兼ねるが、佐々木監督は協会を通じて「近々の世界大会のみならず、20年の東京五輪やその後の代表の主軸になりうる選手がそろった」とコメントを発表。上田女子技術委員長も「代表予備軍として、数年後を見据えた選考になった」と話し、早くも6年後の東京五輪に向けて歩み出すことになった。5月には、来年のカナダW杯出場をかけアジア杯に臨む。