イラクが延長戦の末、逆転でカタールを2-1で下し、アジア最後のリオデジャネイロ五輪切符を手に入れた。

 先制したのは地元カタール。前半27分、カウンターからFWアフィフが抜け出し、相手GKと1対1となったところでラストパス。これをFWアラーが左足で流し込んだ。

 しかし、イラクは試合終盤の後半41分、センターライン付近からのロングボールをゴール前でFWモハナドが頭を合わせ、土壇場でついに同点に追いついた。試合は1-1で延長戦に突入。同後半4分、イラクが左CKからの2次攻撃で、ゴール前への浮き球をFWアイメンが頭で押し込み、劇的な勝ち越しゴールを奪った。

 イラクの五輪出場は4強入りした04年アテネ大会以来3大会ぶり5度目。