国学院久我山(東京A)が過去最高成績の8強に並んだ。

 同点からエースFW渋谷が勝ち越しゴールを決めた。2試合連続得点に「より点を意識するようになった」とニッコリ。2年生ながら夏の総体前から背番号10を背負っている。「結構(10番は)重たいけれど、責任もある。全国で10番を背負って点を取れているのは大きい」と頼もしかった。

 ◆東京勢2校が8強進出は初 国学院久我山(東京A)と駒大高(東京B)がともに準々決勝に進出。81年度の60回記念大会で初めて東京から2校(帝京8強、創価2回戦)が出場し、83年度大会から現行の各都道府県48代表が制度化されたが、東京勢2校が8強入りはこれまで1度もなかった。ともに3回戦以上は過去6度で、帝京(A)が準優勝、修徳(B)が3回戦の98年度が最後だった。