Jリーグ王者として開催国枠で初出場の鹿島が、南米代表ナシオナル・メデジン(コロンビア)に3-0で勝ち、アジア勢初の決勝進出を決めた。今大会から導入されたビデオ判定で獲得したPKを前半33分にFW土居聖真(24)が決めて先制すると、後半にはMF遠藤康(28)とFW鈴木優磨(20)が加点。アジア勢が南米、欧州の代表に勝利したのは14戦目で初の快挙。18日の決勝では、今日15日に行われる欧州代表Rマドリード(スペイン)-北中米カリブ海代表クラブ・アメリカ(メキシコ)の勝者と対戦する。

 初出場の鹿島が日本勢としては初の決勝進出。これまでは07年の浦和、08年のG大阪、11年の柏、15年の広島と、いずれも準決勝で欧州か南米のクラブに敗れていた。また、Jリーグのクラブだけでなく、韓国や中国などを含めたアジア勢としても、欧州と南米のクラブには00年の第1回大会から過去13戦全敗。その未勝利記録も今回の鹿島がストップした。