夏の総体王者の市船橋(千葉)が京都橘に競り勝ち、史上7度目の夏冬連覇へ好発進した。因縁の相手だった。

 今回同様「夏冬連覇」に挑んだ3大会前、準々決勝で京都橘に0-2で敗れていた。当時、市船橋のユニホームを着て戦っていた磐田GK志村滉(20)、J3相模原FW石田雅俊(21)らがスタンドに駆けつけていた。後輩の奮闘に、志村は「3年前のリベンジを後輩たちが果たしてくれました。厳しい試合が続くとは思いますが、このまま優勝まで駆け上がってもらいたい」とエールを送った。