G大阪DF藤春広輝(28)が、母校・東海大仰星の応援に駆けつけた。MF松井修二主将(3年)は敗戦後、藤春から試合前にエールを送られたことを明かした。

 「藤春選手は、高校時代、大阪ベスト8で終わったということをおっしゃっていて『全国大会に出られるだけでも感謝しないといけない。何より悔いなく、全力で戦ってほしい』と言われました」

 藤春の熱いエールを受けた松井主将は「今日は全力で戦えました」と、先輩の後押しに感謝した。一方で、3位という結果で満足したかと聞かれると「満足はないですね。優勝しか狙ってませんでしたし、最後に笛がなるまで誰1人諦めていなかった。大阪からここまで応援に来てくれた人に申し訳ない気持ちで涙が出ました」と、切々と思いを語った。