前半は細かいパスをつなぎ攻め込む川崎フロンターレに対し、北海道コンサドーレ札幌がしっかり守備を固めてからのカウンターでチャンスをつくった。

 まずは前半6分、ホームの札幌がDF福森晃斗(24)のロングボールをFW都倉賢(30)が戻し、最後は今季リーグ戦初先発のFW内村圭宏(32)がシュート。これはしっかりミートできずゴール右に外れた。

 川崎Fは同22分、中央からMFエドゥアルド・ネット(28)が左足でシュートもゴール右に外れた。同34分、札幌FW都倉の右足シュートがDFに当たりコースが変わるも、これは右ポストに阻まれ、前半は0-0で折り返した。

 後半29分、川崎FはMF中村憲剛(36)が倒されて得たPKを、FW小林悠(29)が決めて先制。

 その後、札幌が同37分にMF荒野拓馬(23)の右クロスをFW都倉がヘッドでねじ込み同点に追い付いた。試合はそのまま終了。札幌はホーム4戦負けなし、川崎Fは2戦連続のドローとなった。