ガンバ大阪が1日、大阪・吹田市内のクラブハウス内で23歳以下の若手を対象にメディアトレーニングを行った。NHK報道局社会部の人事スタッフ経験もある株式会社デライト・マインドの大野代表取締役を講師に招き、インタビューの受け方や声の出し方など実践的な講義を受けた。

 講義の中では、試合後のヒーローインタビューを想定し、実際にビデオカメラで撮影。すぐに、自分のインタビューを映像で確認した。20歳の日本代表MF井手口は「真面目な自分」を見せることを工夫したというヒーローインタビューを実施。しかしその後、井手口の映像を見て大野さんからは「真面目さはちょっと足りない」と指摘を受けた。井手口は「出し惜しみしました…」と即反省していた。

 日本代表としてもメディアの露出も多い20歳は「初心を思い出した。基本的なことが多かったけど、忘れないようにやっていきたい」。もともとシャイな性格で「恥ずかしがり屋は簡単に治らないけど、改善できたらいい」と“イメチェン”も誓っていた。