清水エスパルスのFWミッチェル・デューク(26)が、4年ぶりのオーストラリア代表復帰へ意欲を燃やした。1日、清水三保グラウンドで次節アウェー・サガン鳥栖戦(5日)に向けた全体練習が再開。強い直射日光の中、11対11のミニゲームでは積極的にゴールを狙っていた。

 左MFとして、リーグ7戦連続で先発出場中。豊富な運動量とダイナミックな動きで、攻守に貢献している。オーストラリア代表としては、13年7月の東アジア杯日本戦で代表初ゴールを挙げている。今月31日のW杯ロシア大会最終予選日本代表戦(埼玉)を「Jリーグでの試合は、代表監督も見てくれている。ライバルはいるけど、清水でしっかりやれば(代表は)ついてくる」と見据えていた。母国のメディアにも「Jリーグで多くの試合に出ている選手」として注目されているという。

 今季はまだリーグ戦で1得点のみ。4月8日アウェー柏レイソル戦(2-0)以降ゴールから遠ざかっており「得点を決められれば、代表にも入れると思う。(8月は)強豪の相手が続く中で、清水を助けたい」と力強く話した。【保坂恭子】