川崎フロンターレのFW森本がハットトリックを達成し、2年連続の8強入りを果たした。

 前半8分、こぼれ球を拾うと攻撃を展開。MF板倉のスルーパスに抜け出したFW森本がゴール右隅に流し込んだ。

 清水エスパルスは同23分、MF金子がプレスをかけてボールを奪い、FW長谷川がドリブルを仕掛けた。倒れてこぼれたボールを金子が拾いシュートを放ち、相手GKがセーブしたがこぼれ球をMFミッチェル・デュークが左足で合わせ、同点に追いついた。しかし川崎Fは同41分、板倉の右クロスを再び森本が頭で合わせて決め、勝ち越して前半を折り返した。

 後半に入っても川崎Fがペースを握った。同4分、MF阿部のスルーパスから森本が決め、3点目を奪った。清水はケガから復帰したFWチアゴ・アウベスを投入。同34分には技ありシュートを放ったが、クロスバーのわずか上だった。川崎Fはさらに同40分、MF森谷のFKからDFエドゥアルドが頭で決めてダメ押しの4点目を奪った。

 16日のリーグ清水戦(3-0)に続き、川崎Fが清水に連勝した。