ジュビロ磐田DF桜内渚(28)が、右サイドから今季3度目の連勝を呼び込む。18日は、磐田ゆめりあサッカー場での調整に参加。約2時間のフルメニューを消化した。21日の次節ホーム・アルビレックス新潟戦(午後3時、ヤマハ)は、勝ってもJ2降格の可能性がある相手との一戦となるが「自分たちも、上位にしがみつくために負けられない。いつも通りチャレンジャーとしてやるべきことをやれば、結果もついてくる」とキッパリ。勝ち点3だけに照準を向けた。

 昨季は出場19試合にとどまったが、今季は29試合を終えた現在、27試合で2得点を記録。右サイドの不動のレギュラーとして活躍を続ける。3-0で快勝した14日の前節アウェー清水戦でも、正確なクロスからMF山田大記(28)のダメ押しゴールを演出した。

 新潟戦も同位置での先発が有力で、桜内は「今季は『ミスをしてもトライし続ける』という目標が、良い方向に出ていると思う。良い準備もできているし、次(新潟戦)もどんどんトライしていきたい」と、頼もしい言葉を並べた。絶好調の背番号「5」が、チームに勝利をもたらす。【前田和哉】