全国選手権で3度の優勝を誇る東福岡が2-0で筑陽学園を下し、5年連続19度目の優勝を飾った。

 前半15分、カウンターからの左クロスにファーで飛び込んだMF福田湧矢主将(3年)がヘディングで先制ゴール。同26分にはDF中村駿(3年)が「自分でもビックリした」と言う右サイドからゴール前に上げたクロスが追い風にも乗って左隅に決まり2-0とした。

 後半は無得点も堅守で耐え、高校総体の福岡大会決勝と同カードでリベンジに燃えた筑陽学園を退けた。G大阪入りが内定している福田主将は「1、2点目の流れが良く、自分たちのペースになりました。もっと決定力を上げたい」と声を弾ませた。