横浜F・マリノスは3日、柏レイソルMF大津祐樹(27)の獲得を発表した。

 大津は成立学園高から08年に柏に加入。11年夏からブンデスリーガのボルシアMG、12年からはオランダのVVVでプレーし、15年から柏に復帰していた。J1通算106試合9得点、J2通算9試合1得点、ブンデスリーガ通算3試合無得点、オランダ1部通算22試合1得点、同2部28試合5得点。今季は16試合1得点だった。

 横浜は今季29試合5得点のMFマルティノスの浦和入りが決定的。9月に右膝前十字靱帯(じんたい)を損傷して離脱中のMF斎藤学も来季開幕に間に合わない見込みで攻撃陣は手薄な状況で、攻撃的位置をマルチにこなす大津に白羽の矢を立てていた。

 大津はチームを通じ「少しでも早くチームの力になれるよう頑張ります」とコメント。また柏を通じては「6年半お世話になりました。柏という街も、クラブも、サポーターも、とても大好きでした。ただサッカー選手として成長するために今回は移籍という道を選びました」とメッセージを送った。