清水エスパルスのヤン・ヨンソン監督(57)が18日、選手の自主練習を推奨した。この日は、清水三保グラウンドでの2部練習で、午前は約2時間、11対11での戦術確認やミニゲームで費やした。一方で午後は、軽いランニングとストレッチのみの約40分で全体練習を終了。その後、選手に15分間の自由時間を与え、各自が筋力トレーニング、サッカーバレーなどで調整した。

 ピッチの真ん中で選手の様子を見ていたヨンソン監督は「コーチが見ている前なら、やりたいことをやってもらって構わない」。居残りでボールを蹴ったDF松原后(21)は、2日連続の2部練習に「ずっとマックスでやっていたので、(練習量を)落としてもらったのは良かった」と話した。負荷のかかる練習も多いが、指揮官は「選手の動きはグッド。いい練習ができている」と満足げだった。【保坂恭子】