清水エスパルスが逆転でアウェー2連勝を飾った。

 先制点を奪ったのは北海道コンサドーレ札幌だった。前半15分。センターライン左付近でMF兵藤慎剛が右に大きくサイドチェンジ。ツーバウンドで受けたMF駒井善成が右クロスを上げ、FWジェイがドンピシャでヘディングシュート。今季初ゴールを決めた。

 清水は同26分に反撃した。右クロスからゴール前でボールを受けたFWクリスランが体勢を崩しながらも左足で2戦連続ゴールを決めて同点。両チーム助っ人の1発で試合を1-1で折り返した。

 後半に入り、清水が追加点を挙げた。3分、右サイドでDF松原后がドリブルで駆け上がった。マークについていた札幌DF進藤亮佑の足に当たり角度が変わったパスはゴール前のMF金子翔太に渡り、左足で決勝ゴールを決めた。両チーム交代のカードを切った直後の後半22分にはMF河井陽介が右足でミドルシュートを決め2点差に突き放した。

 清水は前節・神戸戦(4-2)に続いてアウェーで快勝。今季の公式戦はルヴァン杯含めて4戦3勝1分けと無敗となった。一方、札幌は11年連続ホーム開幕戦で勝利なしとなった。