ジュビロ磐田MF松浦拓弥(29)が、明日4月1日のホーム浦和レッズ戦(午後3時)で今季初先発することが30日、有力になった。試合会場のエコパスタジアムで行った紅白戦に、負傷離脱中のMFアダイウトン(27)に代わって2列目でプレー。ルヴァン杯を含めた15連戦のスタートとなる一戦に向けて「初戦が大事になる。チームとして勝ち点3を取ることが重要」と、静かに闘志を燃やした。

 松浦は、昨年6月18日のアウェー浦和戦で途中出場から2得点を挙げ、4-2の勝利に貢献した。今季も14日のルヴァン杯アウェー札幌戦で「今季1号」を決めるなど、好調を維持している。「チャンスがあれば、迷わずに狙いたい。積極的に(シュートを)打ちにいって、点を取れればいいと思う」。好相性の浦和からゴールを奪い、アダイウトン不在のマイナスを消す決意だ。【前田和哉】