日本代表の西野新監督のもと、05年にリーグ初優勝を果たしたガンバ大阪の宮本恒靖U-23監督がエールを送った。前日9日に監督交代を知り「驚きました」としながらも「(サッカー界)みんなで後押ししていきたい」と言い切った。

 現役時に印象的だったのは意外性と信念。「中の選手が予想しないもの(選手交代)があった」と振り返りつつ、07年元日の浦和との天皇杯決勝では指揮官が「このメンバーで浦和を倒す!」と掲げて先発11人で戦い抜いた。指導者となった今「西野さんにたくさん(影響を)受けたこともある」と手本にする1人だという。

 攻撃的サッカーの核だったMF遠藤も、大阪・吹田市内での非公開練習後に「難しいミッションなのは誰が見ても明らか。今まで経験されたことをぶつけると思う。期待しています」。代表での成功を願った。