V・ファーレン長崎が2連勝を飾った。風雨悪天候の中、ホームの長崎が先制した。

 前半18分、FW中村慶太(24)がゴール右からのパスをファーサイドで受け、滑り込みながら今季2点目を押し込んだ。一方、ガンバ大阪は滑りやすいピッチに手を焼きパスミスを連発、インターセプトから何度もカウンターを浴びるなど攻守に精彩を欠いた。

 後半も長崎が加点した。同3分、相手GKがはじいたシュートのこぼれ球をゴール前で拾ったMF翁長聖(23)が決めた。さらに同19分、インターセプトからMF中原彰吾(23)が昨季所属した古巣にミドル弾を浴びせ、リードを広げた。長崎はリーグ戦8試合目で暫定ながらJ2降格圏を脱出した。