今季初の大阪ダービーでセレッソ大阪がガンバ大阪に惜敗した。前半41分にPKで先制点を奪われた。C大阪は、G大阪の11本を大きく上回る18本のシュートを放ったが、重くのしかかった1点を最後まで奪い返すことができなかった。

 尹晶煥監督(45)は「1つのミス(PK)からの結果。残念に思う。これまでもダービーのアウェーで勝てなかった。その壁を乗り越えることができなかった。ガンバはここまで成績が出ていなかったが、精神的な面で我々を上回っていた」。

 広州恒大(中国)とのACL1次リーグ最終戦に主力組を同行させず、ダービーに執念を燃やしていただけに無念さは隠せない。FW杉本健勇(25)も「立ち上がりは悪くなかったが、そこで点を取れていれば。悔しい」と複雑な表情だった。