3日の前節は、首位大分トリニータが大宮アルディージャに、2位ファジアーノ岡山がジェフユナイテッド千葉にそれぞれ敗れ、勝ち点は24のまま、3位のレノファ山口はヴァンフォーレ甲府に引き分け、2強との勝ち点差は3に詰まった。その中、アビスパ福岡がモンテディオ山形に勝ち、山口を勝ち点1差でかわして3位に浮上。横浜FCがカマタマーレ讃岐に勝って5位、FC町田ゼルビアが東京ヴェルディとの「東京クラシック」を制して6位と、ぞれぞれ浮上した。

 今節は2つの上位対決に注視したい。1つ目は岡山がホームに福岡を迎え撃つ1戦だ。岡山は17年は1分け1敗と福岡に勝てなかった一方、ホームはここ2年で1勝1分けと負けていない。前節はアウェーで1度も勝ったことがない千葉に負けただけに、連敗は避けたい。

 2つ目は横浜FCと町田の5、6位直接対決だ。町田は前節、東京Vに前半14分に先制されたものの、MF吉浜遼平が今季初弾を含む2発を決めるなど、4発を固め打ちして大勝した。近年、横浜FCには1勝2分けと負けておらず、良いイメージを持っているはずだ。

 大分は11位アルビレックス新潟とホームで対戦する。J2での対戦は2002年(平14)以来だが、J2リーグ戦では2勝2分け、アウェーでも1勝1分けと負けていない。J2で16年ぶりの対決は、いかに?