ヴィッセル神戸の吉田孝行監督(41)は25日、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)の入団を「うれしく思う」と喜んだ。

 イニエスタの入団会見から一夜明けたこの日、神戸は、神戸市内の練習場で全体練習を行った。

 練習場には、通常の5倍以上のサポーターが集まり、イニエスタの登場を期待。ただし、本人は午前中、都内でイベントに出席しており、イニエスタの姿はなかったが、神戸は、実戦形式での練習を約1時間、行った。

 練習後、吉田監督はイニエスタについて「パスの精度、スピード、レベルが違う。僕自身も一緒にボールを蹴りたい」。指揮官としての評価と、元プレーヤーとしてのあこがれを口にした。そして「自分たちが目指しているサッカーの手本になる」と言い、イニエスタ加入後のチームへの効果も期待していた。