J2アルビレックス新潟は13日、第19節アビスパ福岡戦(16日・レベルファイブスタジアム)に向けた練習を聖籠町のクラブハウスで行った。紅白戦ではDF広瀬健太(25)が前節東京ヴェルディ戦のスタメン組のセンターバックに入った。東京V戦で負傷したDFソン・ジュフン(24)に代わって第16節FC岐阜戦以来2試合ぶりのスタメンが濃厚だ。

 紅白戦で広瀬はDF富沢清太郎(35)とコンビを組んだ。「もちろん福岡戦に出るつもりでいる。ゼロに抑えたい」。ソンの全治は約3週間で福岡戦は絶望的で広瀬に期待がかかる。首位福岡を無失点に抑えることはチームの連敗ストップと自身のアピールにつながる。

 後半に2失点して逆転負けした東京V戦はベンチで見守っていた。「ボールを取りにいく守備だけでなく、状況を見て守ることが必要」と課題を感じた。「個人的には90分間集中できれば大丈夫」。堅守のイメージは出来上がった。【斎藤慎一郎】