J1で2位のFC東京は18日、首位のサンフレッチェ広島から元日本代表DF丹羽大輝(32)を完全移籍で獲得したと発表した。

 丹羽は東京を通じ「今やらなければならない事をきちんと整理して、自分が持っている力を100%以上出して、これまで培ってきたものをこのチームに全てささげたいと思います。ピッチの上で共に叫び共に笑い共に戦いましょう!!」(コメントは原文のまま)とコメントした。

 丹羽は今季、広島でリーグ戦1試合、ルヴァン杯5試合の出場にとどまっていた。背番号は、4日に名古屋グランパスに完全移籍した、元日本代表DF丸山祐市(29)が着けていた5に決まった。

 ワールドカップ・ロシア大会による中断期間が明けた18日に、2位チームが首位チームから完全移籍で選手を獲得するという、異例の展開となった。