JFLのヴァンラーレ八戸は30日、葛野昌宏監督(43)が急性大動脈解離により、緊急手術を受けたことを発表した。ホームのダイハツスタジアムで行われた29日ラインメール青森との試合終了後、体調不良を訴えて緊急搬送された。手術は無事に成功し、現在の容体は安定しているという。

 葛野監督は北海道出身で、現役時代は平塚(現湘南)などでプレー。今季から八戸を指揮し、14年から昨季までは青森を指揮した。今季はファーストステージで7勝4分け4敗の勝ち点25で3位に入り、セカンドステージも3勝1分けの3位につけるなど好調だった。クラブは8月3日に会見を予定し、同監督の容体と今後のトップチームに関しての報告を行う。