ベガルタ仙台FW石原直樹が2発の豪快ボレーをたたき込み、3年ぶり3度目となる準々決勝進出を決めた。

 前半にロングフィードを直接押し込み先制すると、2-2で迎えた後半9分、右サイドからクロスを右足ダイレクトでゴールに流し込んだ。公式戦13試合ぶりのゴールに「相手のラインが高かったのでボールの出し手も感じてくれて2列目から飛び出しやすかった」と振り返った。

 試合は一進一退の攻防戦にもつれこんだ。同点に追いつかれ迎えた前半ロスタイム、FWジャーメイン良(23)がヘディングでゴールを決め再び勝ち越しに成功するも後半開始直後、またしても同点に追いつかれる厳しい展開となっていた。

 石原の貴重な2ゴールでチームは公式戦4連勝。25日のアウェー川崎F戦へ向け勢いを付けた。