J1柏レイソルは23日、柏市内で25日のホームV・ファーレン長崎戦(三協F柏)へ向けて調整した。

長崎の高木琢也監督(50)の長男のDF高木利弥(25)がJ1では初となる父との対戦に闘志を燃やした。

高木は「楽しみです。ハードワークしてくるチームなので、そこに負けちゃいけない。(父琢也は)緻密な性格。何をしてくるかわからない」と警戒した。

父琢也の率いる長崎とは、J2山形時代の16、17年に計4度対戦。そのうち出場した2試合の戦績は1勝1分け。勝利した16年11月の初対戦時には、試合後の会見で父から「縦への飛び出しは良かったけど、1対1の駆け引きはまだまだ」と指摘されていた。

高木は当時について「(対戦時は)逆に力んじゃって良くなかった」と苦笑いし「お互い負けたくないので。まだ連絡はしていない。まずは勝って、連絡はそのあとですね」と意気込んだ。成長した姿を父に見せつけ、チームを波に乗せる。