柏レイソルのFWクリスティアーノ(31)が、クラブのJ1通算1100点目となるメモリアルなゴールなど、リーグ戦12試合ぶりの得点を挙げてチームの大勝に貢献した。

前半21分にDF小池龍太(22)の右サイドからのクロスボールを相手DFがクリアミスしたところを見逃さずに蹴り込んで先制。直後の24分には、またも小池からのクロスボールに今度は頭を合わせて2点目を奪った。ホームでの勝利は4月25日の第10節浦和戦以来で、クリスティアーノは「ホームで長く勝てておらず、サポーターを悲しい気持ちにさせていた。得点が決められて幸せです。自分たちのやりたいことがしっかりやれた」と笑顔をみせた。

昨季は33試合出場12得点とチームの得点源として活躍したが、今季は長崎戦まで23試合3得点、ここ最近は5月2日第12節湘南戦以来ノーゴールと不調に陥っていた。ここ2試合はついに先発から外されたことも発奮材料となり、復活ののろしを上げる2得点。しかも2得点目はクラブのJ1通算1100ゴール目というおまけもついた。16年7月23日のG大阪戦で到達した通算1000点目もクリスティアーノが決めており「記録は知らなかった。柏に歴史を残したいと思っているので、またうまく重なってうれしく思う」と話した。1200得点目にむけても「そのために毎日、努力をしています」と冗舌だった。