J2アルビレックス新潟は今日1日の第31節、愛媛FCとアウェーのニンジニアスタジアムで対戦する。2試合ぶりのスタメンが濃厚なFW河田篤秀(25)が、自身13試合ぶりの得点を狙う。チームの連敗を6で止めるため序盤から積極的に仕掛け、先制点を挙げようともくろむ。

「得点がほしい。そして勝ちにつなげたい」。河田は思いをストレートに表現した。前日8月31日の練習はセットプレー、フォーメーションとも非公開。「攻撃は、『この動きならここにボールを』とコミュニケーションが取れた」。愛媛戦への準備は整った。

アウェー福岡戦(6月16日)を最後にゴールから遠ざかっているが、焦りはない。「もちろんいい気分はしないけど、空回りしたら意味がない」と冷静だ。

得点に必要な動きは整理できている。裏を狙うときも、足もとでボールを受けても「自分はゴールの近く、そして中央にいるように心がける」。シンプルに狙いを定めることで、周囲の選手がボールを出しやすい状況をつくり出す。「先制点を取れば勢いをつけられる」。河田は勝ち点3につながるゴールに集中している。