リーグ通算48度目の「静岡ダービー」は清水エスパルスに軍配が上がった。

清水は開始50秒、FWドウグラスのスルーパスに抜け出したFW北川が左足で先制点。若きエースのプロ初となる3試合連続ゴールでリードを奪った。その後も清水が試合を優位に進めると、同38分には北川のパスからドウグラスが左足で追加点。2トップの活躍で2点リード。

ジュビロ磐田はMF中村がFKで再三のチャンスを演出するも、得点に至らなかった。

後半は磐田が攻勢に出た。同6分、右クロスをMF田口が中央で合わせて1点差とした。だが、清水もすぐさま突き放す。同16分、FWドウグラスがこの日2点目で追加点。さらに、27分にもFW北川がチーム4点目。ロスタイムにはMF村田がダメ押しの5点目を挙げた。試合5日にチケットが完売した伝統の一戦は清水が圧勝。宿敵に敗れた磐田はリーグ5戦勝ちなし(2分け3敗)となった。