セレッソ大阪は20日、北海道コンサドーレ札幌FW都倉賢(32)の完全移籍による加入を発表した。

東京出身の都倉は川崎フロンターレ・ユースから05年にトップ昇格。ザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)、ヴィッセル神戸を経て14年に札幌に加入。今季は12得点を挙げ、そのうち後半ロスタイムでの得点がJ1シーズン最多となる5点を奪うなどチームの4位躍進の原動力となっていた。J1通算124試合33得点、J2通算191試合74得点。

都倉はクラブを通じ「サッカー界に偉大な選手を輩出し続ける、歴史あるチームの一員になれることがとても嬉しいです。今、自分自身が持っている全てを出し尽くして、セレッソ大阪と共に成長していきたいと思います。1つでも多くのタイトルを獲得し、セレッソサポーターの皆さんと喜びを分かち合える事を楽しみにしています」とコメントした。

札幌を通じては「今回の移籍に関しては、決断でした。僕は来年33歳になります。未来を約束することが年々難しくなる中で、僕を信じ挑戦させてくれる評価でした。自分の人生について考えに考えて、挑戦したいと思いました。決めたからには全力で頑張りますが、『さよなら』ではなく『いってきます!』そんな言葉で終わりたいと思います」と、サポーターに惜別の言葉をおくった。