鹿島アントラーズの元日本代表MF小笠原満男(39)が、今季限りで現役を引退することが27日、分かった。

◆小笠原満男(おがさわら・みつお)1979年(昭54)4月5日、岩手県盛岡市生まれ。大船渡高3年時に全国高校サッカー選手権大会出場。卒業後98年に鹿島入り。同期に曽ケ端準、中田浩二、本山雅志ら。99年ワールドユース選手権(現・U-20W杯)に出場し準優勝に貢献。02年3月21日ウクライナ戦でA代表デビュー。W杯は02年日韓大会と06年ドイツ大会に出場した。06年夏にセリエAメッシーナへ期限付き移籍。07年夏に鹿島復帰、チームはそこからリーグ3連覇し自身は09年に初のリーグMVPに輝いた。J1通算525試合69得点、国際Aマッチ通算55試合7得点。利き足は右。173センチ72キロ、血液型O。