優勝候補の東福岡は尚志に敗れ、2回戦で姿を消した。

両校とも相手の堅い守備を崩せず迎えた前半31分、尚志はFW染野唯月(いつき=2年)が左サイドを突破しシュート。これは東福岡GK松田亮(3年)に阻まれたが、こぼれ球に走り込んでいた尚志MF坂下健将(けんすけ=3年)が豪快にたたき込み先制に成功、そのまま前半を折り返す。

後半も尚志が攻め立てる。3分、MF加瀬直輝(3年)の右クロスにFW二瓶由高(ゆたか=3年)が足で合わせたが、東福岡GK松田が右手1本でファインセーブ。同11分にも、尚志DF高橋海大(かいと=3年)がフリーでシュートを放ったが、これも東福岡GK松田に阻まれる。

対する東福岡は途中出場のDFモヨ・マルコム強志(2年)の超ロングスローなどでチャンスを作るが、なかなか決められない。すると後半35分、ゴール前からのこぼれ球を拾った尚志DF高橋が強烈ミドルを突き刺し、勝負あり。尚志が3回戦進出を決めた。