ベガルタ仙台は6日、MF菅井直樹(34)の現役引退を発表した。

菅井は山形中央高から03年に仙台に加入。以来、仙台一筋で16年間プレーしてきた。引退後は運営・地域連携本部の地域連携課のスタッフとなり、クラブ創立25周年の節目の年の「KIZUNA未来プロジェクト」に関わっていくとしている。

J1通算203試合20得点、J2通算186試合20得点。

菅井はクラブを通じ「J2降格、J1昇格を経験し、2012年にリーグ戦2位、翌年のACL出場、そして天皇杯準優勝、うれしいことも悔しいこともありましたが、すべての経験が大きな財産であり、チームメート、スタッフには心から感謝しています。心残りはエンブレムの上に星を付けることができなかったこと、今後、実現できても選手ではないことです。この思いはこれからベガルタでプレーする選手たちに託します」「今後、運営・地域連携本部 地域連携課のスタッフとして、クラブに関わってきたすべての方々、地域のみなさまに恩返しをしていきます。言葉にするのが苦手なので、引退会見は控えさせていただきます。2019シーズンのホーム開幕戦のスタジアムでみなさんにお会いできることを楽しみしています」「選手としてオーバーヒートするまで走り切りました。たくさんのご支援、ご声援本当にありがとうございました」とコメントした。