セレッソ大阪は20日、国内での1次トレーニングを打ち上げた。大阪・舞洲の練習場で冷たい小雨の中、実戦形式を中心に約2時間、みっちりと行った。

ロティーナ新監督(61)は、始動からの1週間を振り返り「攻撃と守備におけるコンセプトを集中して落とし込んでいく。選手が与えられる情報は多く、考えることも多いが、みんなの態度は素晴らしい。ポジティブにトレーニングできている」と評価。動き方など細かい指示が特徴的で、選手からは「頭が疲れる」との声も聞かれる。指揮官は「確かに習慣づけられたトレーニングとは違うかもしれない。成長するために必要なもの」と語った。

22日からはタイで1次キャンプ。チームにもたらされる改革は、着実に進行している。