沖縄キャンプ中のJ2京都サンガFCが7日、今季からJ2に昇格した地元クラブFC琉球と練習試合を行った。

当初は45分×3本の予定だったが、1本目途中に豪雨に見舞われて32分で中断。先が見えないほどの大雨だったが、天候の回復を待ち、2本目と3本目は予定通り45分間で行われた。

京都はこの日、主力と控えを固定せず、さらにポジションを替える選手もいた。右サイドバック(SB)のDF石櫃が左SBを務めたり、ボランチのMF庄司は3バックの真ん中に入った。

今季から指揮を執る中田監督は「選手もやり慣れていることとは違う感性でやってもらいたかった。プレーの幅を広げてもらえたら」と意図を説明。臨機応変さを求めた。

大雨でピッチはぬかるんでいたが、これも練習。「体の使い方や足を滑らせないか。ボールコントロールが顕著に出る」と指揮官。開幕戦に向けていい経験になったようだ。

試合結果は0-1、1-1、0-1の計1-3で琉球が勝利した。