J1清水エスパルスは16日、本拠地アイスタでJ2ヴァンフォーレ甲府と練習試合(45分×4本)を行った。

23日の広島との開幕戦(Eスタ)前の最後の実戦は完全非公開で実施し、メンバーやスコアも非公表。昨年同様に厳戒態勢の中で行った。試合後はヤン・ヨンソン監督(58)が取材に応じ「ほとんどの選手が90分間出ることができた。戦術的にもいい試合ができた」と満足げだった。

この日は鹿児島キャンプから取り組んでいる3バックの新布陣もテストしたようだ。攻守で収穫の多かった試合だといい、選手も手応えを口にした。MF金子翔太(23)は「詳しいことは言えないので」とした上で「いいプレーと課題がはっきりした試合。いろんな発見があった」。開幕まであと1週間。「ここからは攻守で磨きをかけていく」と話す指揮官は、スタメンとシステムを固めながら最終調整に入る。【神谷亮磨】