清水エスパルスの日本代表FW北川航也(22)が、開幕2戦連発を誓った。2日のホームG大阪戦に備え、1日は試合会場のアイスタで最終調整に臨んだ。

北川は1トップでの先発が濃厚。「次も取らないと意味がなくなる。狙っていきたい」。先月23日の広島との開幕戦に続く2試合連続得点を宣言した。

「代表組」との対戦もモチベーションだ。G大阪GK東口順昭(32)とDF三浦弦太(24)は、日本代表としてともにアジア杯を戦ったメンバー。執拗(しつよう)なマークも覚悟の上で「仕掛け続けることが大事」。日本トップクラスの守備陣を突破するイメージはできている。

5試合に出場し、無得点に終わったアジア杯は、悔しさしか残らなかった。ただ、経験は無駄ではなかった。大会中の練習ではFW大迫勇也(28=ブレーメン)ら海外組のプレーを間近で研究。シュート練習から確実に決める姿を見て「1本にこだわる意識は強くなった」という。チャンスを確実に仕留め、今季初勝利に導く。【神谷亮磨】