ヴィッセル神戸FW古橋亨梧(24)が、日本代表を目標に復活を目指す。

5月12日の鹿島アントラーズ戦で左太もも裏を負傷し離脱中。J1リーグ戦再開の15日FC東京戦(味スタ)に間に合うか微妙だが「順調は順調です」。公式戦9連敗からは脱出も、チーム浮上の鍵を握る得点源は「ケガをして試合に出られないのは悔しい。あせってまたケガをしたら意味がない。90分、(試合に)戻れるよう頑張りたい」と話した。

スピードを生かした攻撃力の高さで、将来的に日本代表の候補にあがる1人だ。古橋も当然意識。「プロになって(日本代表は)だれもが目指す場所。自分も目指しています」。日本代表は5日の国際親善試合トリニダード・トバゴ戦で0-0と得点力不足の課題を露呈。9月から22年ワールドカップ(W杯)カタール大会に向けたアジア2次予選が始まる。「サムライ」の一員に加わるべく、古橋はまず体調を万全に戻す。