ヴィッセル神戸のU-20日本代表MF郷家友太(20)が19日、将来的な海外挑戦を熱望した。

来年の東京オリンピック(五輪)を目指す世代だが、同世代では年下の久保建英(18)がレアル・マドリードへの移籍が決まるなど、舞台を海外に移す動きが活発化。郷家は「自分も早く行きたい。若いうちに行かないと意味ないと思っている。ヴィッセルで結果を残すしかないが、焦りはあります」と言った。

具体的にも「ドイツ、イタリア、スイス、あこがれのリーグなんで」と描く。ただ現状は、神戸でも定位置をつかめていない。東京五輪代表に選ばれることも、夢への近道となる。

「自分はポジションをつかめていない。若いから-を言い訳にせず、つかんでいきたい」

その中でチームにはイニエスタ、ビジャ、ポドルスキら世界トップレベルのお手本がいる。「(イニエスタの)パスの精度は見て勉強してます。あと、相手をだますのがうまい。あれは日本人としても学ばないといけない」。多くのエキスを吸収しながら夢に向かう。