ベルギー1部シントトロイデンは1日、J1ベガルタ仙台から日本代表GKシュミット・ダニエル(27)を完全移籍でクラブ間合意に至ったことを発表した。

クラブ公式サイトによると「13日のJリーグ鹿島戦の後に渡欧し、メディカルチェックを受ける」と発表。その後、選手との正式契約を結ぶことになる。

仙台の公式サイトでシュミットは「副キャプテンという立場でありながら、シーズン途中での移籍となってしまったことは、チームやサポーターのみなさまに対して本当に申し訳なく思っています。自分のサッカー人生を熟考し、今回のタイミングが年齢的に欧州のクラブからオファーをいただける最後の機会になるかもしれないと思い、より成長するためにチャンスをつかみ、挑戦することとしました。苦渋の決断でした。幼少期から憧れであったベガルタ仙台の選手として、ユアテックスタジアム仙台でプレーできた喜びは格別でした。クラブの一員として、残りの試合で勝利に貢献できるよう思いを込めて全力で戦います」とコメントを発表した。