3位横浜F・マリノスが1-0で4位サンフレッチェ広島を破り、貴重な勝ち点3を積み上げた。

前半をスコアレスで折り返して迎えた後半22分、左サイドでDFティーラトンのスルーパスに抜け出したFW遠藤渓太がグラウンダーのクロスを送ると、これにFW仲川輝人が右足を合わせて流し込んで先制。今年5月3日の第10節広島戦でJ1令和初ゴールを奪った“節目男”が、同じ広島戦でクラブのリーグ戦通算1400得点到達となるメモリアルな1発をたたき込み、貴重な先制点を奪った。

勢いに乗った36分にはペナルティーエリア内で浮いたボールをティーラトンが左足でシュート。相手DFに当たってコースが変わったボールが広島のGK大迫敬介の手をかすめてゴール右に決まり、追加点を奪った。

直後の37分にも遠藤に代わって入ったFWマテウスのシュートがペナルティーエリア内でDF野上結貴の手に当たり、PKを獲得。これをFWエリキが冷静に沈めて広島を突き放した。

その後は追いすがる広島の猛攻を振り切って試合は終了。3位横浜が上位対決を制し、優勝戦線に生き残った。