J3のSC相模原が25日、神奈川・相模原市で新体制発表イベントを開催された。新人を含め、15選手が新加入したチームは19日から始動済み。

昨季に続き、指揮を執る三浦文丈監督(49)は「昨年はスタイルの確立というところで、ボールを大事にするサッカーをやり、少しボールを大事にしすぎたために前にいく推進力、スピードがなかった。今年はスタイルを確立するためにボールを保持すること、スピード感を出す選手をそろえたつもり」と補強の意図を口にした。

相模原駅北口に多機能複合型スタジアムの建設が検討されている。クラブ側はJ2ライセンスの申請、そしてJ2昇格という大きな目標を掲げる。昨季はJ3で15位と低迷しただけに、三浦監督は「本当に、今年はライセンス取得も予定していますし、スタジアムの建設の機運も高まっている。変革していかないといけないシーズン。高い志、強い気持ちを持ってやっていかないといけない」と気持ちを引き締めた。

また下部組織のSC相模原U-18(ユース)から初めてDF中村龍雅(18)がトップ昇格。中村は「泥くさく戦い、ボールを奪うところをみてほしい。自分が結果を出すことよって、続く選手に刺激を与えられると思うのでがんばりたい」と口にした。