J2アビスパ福岡は5日、テレビ会議アプリ「Zoom」を通じて、休校中のスクール生と3日連続となる交流会を行った。今回は、FW城後寿(34)と、今季開幕戦でゴールを決めたFW遠野大弥(21)の2人が参加した。

コロナ禍、活動休止に伴う自宅待機中のトレーニングについて、城後は「朝早く起きて筋トレや、人の少ない公園や家の近所を走ったりしています。ゴムチューブを使ったトレーニングもしています」。遠野は「寮に住んでいるので、筋トレルームを使ったり、(寮に)グラウンドがあるのでシュート練習をしています」と言い、下半身を鍛える筋トレの一部も披露した。さらに「ドリブルのコツは」「憧れた選手は」「試合中に使う得意技は」といった複数の質問に答えた。

またこの日は「こどもの日」ということで、あみだくじによるプレゼント抽選会も実施された。城後から「(プレゼントに)何が欲しい」と聞かれ、当選者は「城後選手のサイン入りの靴を下さい」とリクエストした。

最後に、城後が締めくくり「やりたいこともやれない環境だが、医療従事者のみんなが日本を、この環境を変えようと努力しています。(Jリーグ再開白紙で)僕も心折れそうなった時もあったが、そういう人がいることを頭に入れれば頑張れる。僕自身も頑張ってみようと思います」とあいさつした。【菊川光一】