新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、2月下旬から中断していたJリーグ。6月27日のJ2再開&J3開幕に続き、4日にはいよいよJ1もリモートマッチ(無観客試合)で再開します。2月21、22、23日の開幕節1試合のみ戦い、その後止まっていた約4カ月間で、チームはどう変化しているのか-。システムは? スタメンは? 戦力は? 再開まで3日となった1日、全9試合の予想スタメンを一挙掲載。開幕戦との顔ぶれを比較をしながら、待望の一戦への妄想!? を膨らませましょう!

<北海道コンサドーレ札幌>

15年から正守護神だった韓国代表GKクが中断中にKリーグへ移籍し、ベテラン菅野がレギュラーとなりそうだ。前線3人はFWジェイ、鈴木、MFチャナティップが主軸と予想する。昨季リーグ9得点を挙げたFWロペスはブラジルに一時帰国中。再来日は再開には間に合わず、チーム合流が待たれる。就任3年目のペトロビッチ監督は、あと7勝で外国人監督初のJ1通算200勝を達成する。チームは千葉市内の高円宮記念JFA夢フィールドを拠点にキャンプ中で、再開後のアウェー4連戦を乗り切る。

<横浜FC>

チームは昨季、J2の2位で13年ぶりにJ1復帰。開幕のヴィッセル神戸戦は泥臭く戦い勝ち点1をもぎとった。活動休止期間中も下平監督がアプリを使用し、戦術講義の映像を送るなど戦術浸透を図ってきた。再始動してからは練習試合3試合、大けがをした選手は出ておらず、全員戦える状態で再スタートを切れそうだ。指揮官は新たな試みに挑んでいることを示唆し、神戸戦からは先発の顔ぶれは変わりそう。FWカズ、MF中村は、得点を決めれば、鹿島MFジーコの41歳3カ月12日を抜いてJ1最年長ゴール記録になる。