浦和レッズの大槻毅監督(47)が新型コロナウイルス感染予防に関し、クラブの対策体制に全幅の信頼を寄せていると明かした。17日にさいたま市内での非公開練習後、オンラインで報道陣に対応。

18日のアウェーFC東京戦で、味スタに向かうことになるが、この日も東京都の感染者数は293人と過去最多を記録した。試合移動を除き、練習場、自宅付近以外は出歩いていないとした大槻監督は「クラブが感染予防に関して移動を含めた試合前のことでいろいろな準備をしてくれている。気にしていないです」と話した。

過去のデータでは過去の東京戦の相性は良い。14年以降は8勝4分けと負けなし。今季再開後も2勝1分けの2位と好調をキープしている。上位同士の対決に向け、大槻監督は「明日の試合で(好データが)続くか続かないかは分かりませんけれど、まず続かないとボクらの今思っている目標に達成しないわけですから。まず明日の試合で勝ち点3を目指したい」と1戦集中を強調。また再開後から試合起用していない控え選手のコンディションが良いことも明かし「次の出番を待つ選手たちが非常に良い状態。(メンバー選考を)すごく悩んでいます、いつも」とうれしい悲鳴をあげていた。【藤中栄二】