セレッソ大阪が2試合連続の引き分けに持ち込んだ。

前半はサガン鳥栖が主導権を握った。同22分には右FKから遠いサイドで折り返し、DF原が頭でシュート。相手GKが防いだこぼれ球をFW豊田が狙った。C大阪DF松田にゴールライン上でブロックされたが、決定機を作り出した。C大阪は4戦ぶり先発のFW柿谷らが好機を作ったが、攻め込む展開は少なかった。

後半に入り、先手を打ったのは鳥栖だった。6分、右サイドからのクロスを、遠いサイドのFW小屋松が冷静に中央へパス。FW石井がダイレクトで左足を振り抜き、ゴール左へ流し込んだ。今季チーム2得点目が貴重な先制点になった。

1点を追うC大阪は後半28分、主将のMF清武ら3人を同時に交代。その2分後、投入されたFW鈴木がゴール中央でスペースを作り、MF坂元の同点ゴールを演出した。

鳥栖は2戦連続の引き分けとなり、今季初勝利を逃した。