J2アルビレックス新潟は11月最初の試合、チーム一丸で勝利を目指す。1日、ホーム東京V戦に向け、10月31日は聖籠町で調整。練習後の会見でFW矢村健(23)は開口一番、「絶好調です!」と笑顔で、プロ初ゴールと勝利貢献を誓った。東京V戦はここまで6分け5敗。「相手DFの背後に抜けるプレーなど(自分の)特長が生かせると思う。ペナルティーエリア内での仕事に集中する」と意気込む。

リーグ戦は残り13試合。現在チームのFW登録は矢村、鄭大世(36)、田中達也(37)の3人のみ。渡辺新太(25)の負傷離脱、外国籍2選手の契約解除と台所事情は厳しいが「チャンスだと思って、日々の練習からアピールしている。どこで出ても攻撃で貢献したい」と矢村は力を込めた。【小林忠】