J1は11月11日に4試合が行われる。各カードのoptaファクトは以下の通り。

※ファクト内の数字はJ1での成績

湘南ベルマーレ – 横浜F・マリノス

・湘南対横浜FMの通算29試合では、湘南が6勝2分21敗と大きく負け越している。今対戦では現在の4連敗を含む、6試合連続白星なし(1分5敗)。ホームでの今カードでは、1994年の初対戦(当時は横浜マリノス)で勝利して以降、現在の3連敗も含む13試合連続未勝利(1分12敗)。

・湘南は現在、2018年10月以来となる4試合連続無敗(2勝2分)。ホームでも現在3試合連続無敗(2勝1分)で、今節勝利すると本拠地では昨年8月以来の連勝となる(当時2連勝)。

・横浜FMは現在2試合ともに3失点での2連敗中。今季3失点以上を記録している試合数は、横浜FMとしてはクラブワーストの10(横浜マリノスとしては1995年の12試合がワースト)。

・横浜FMはアウェイ戦直近4試合で1勝(1分2敗)。しかし、敵地の神奈川ダービーでは、現在3連勝中。

・湘南は先制点を記録した直近5試合で3勝を挙げている(1分1敗)。今季これ以前の同6試合では1勝(2分2敗)。

・横浜FMの今季被枠内シュート決定率は、今季リーグワースト2位の39.7%(50失点/126被枠内シュート)。2015シーズン以降ではクラブワーストとの比率。

・指宿洋史はJ1では現在、2015年11月以来(当時新潟所属)となる自身が出場した試合では、2試合連続得点中。連続試合フル出場したのも同日時以来。

・天野純は今季7月の前回対戦で、J1では自身初となる1試合2得点を途中出場からのシュート2本で記録。今季これ以外の出場18試合では、シュート34本で1ゴール(決定率3%)。


ガンバ大阪 – ヴィッセル神戸

・G大阪対神戸の通算43試合では、G大阪が20勝9分14敗と勝ち越している。G大阪にとっては、1試合の両チーム合わせた平均得点数がもっとも高い対戦カード(3.7:160ゴール)。今対戦では現在2試合連続無敗(1勝1分)だが、本拠地での今カードでは現在の4連敗を含む、5試合連続未勝利(1分4敗)。

・G大阪は現在、2011年9月以来(当時は7勝4分)となる11試合連続無敗(9勝2分)。最後にこれ以上の試合を続けて無敗を守ったのは、2007年8月の13試合連続(9勝4分)。

・神戸は現在の2連敗を含む、直近7試合で1勝(1分5敗)。また、現在は今季2度目となる5試合連続複数失点中(12失点、1試合平均2.4)。これ以前は4連勝を記録していた。

・神戸はアウェイ戦直近8試合で6敗。この間全試合でマルチ失点を喫している(20失点、1試合平均2.5失点)。この間では2連敗後に勝利を2回繰り返したあと、現在2連敗中。

・G大阪が直近11試合で挙げた9勝のうち、1点差勝利は8試合。直近5勝はすべて1点差での勝利で、今季同得点差での勝利数はリーグ最多の13試合。

・神戸は直近4試合のうち、3試合で自軍のミスによって与えたシュートから失点を喫している(各試合1本のシュートで1失点)。この間、直接失点に繋がったミスの数はリーグ最多。

・倉田秋は自身が先発出場した神戸戦直近6試合のうち、5試合で得点に直接関与している(5ゴール+2アシスト)。現在スタメン出場した今対戦では3試合連続ゴールを決めている。

・イニエスタが今季、1試合でラストパス3本以上を記録した試合数はリーグ最多タイの11回。しかし、このうちアシストを記録したのは3試合で(いずれも勝利)、現在同3本を記録した試合では3連敗中(2分6敗)。


FC東京 – 北海道コンサドーレ札幌

・FC東京対札幌の通算15試合では、FC東京が9勝3分3敗と勝ち越している。今対戦では現在3試合連続無敗(1勝2分)。ホームでの今カード通算7試合でも1敗しかしていない(5勝1分)。

・FC東京は現在、2013年4月以来となる4連敗中。ホーム戦でも現在2試合連続3失点以上(7失点)の2連敗中。今季本拠地で引き分けを記録していない唯一のクラブ(14試合7勝7敗)。

・札幌は直近4試合で3勝(1敗)。この間勝利した全3試合では無失点。これ以前の17試合で記録した白星と同じ(3分11敗)。

・札幌はアウェイ戦直近8試合で6敗(2勝)。この間、3連敗のあとに勝利を交互に繰り返していて、各3連敗中の総失点は7(各試合複数失点)。しかし、連敗を止めた各2試合はいずれも2-0のスコアで勝利(前試合の川崎戦含む)。

・FC東京の直近4試合での被枠内シュート決定率は45.5%(10失点/22被枠内シュート)。これ以前の同率は28.7%(29/101)。1試合平均失点も2倍以上増えている(直近4試合:2.5、これ以前は1.2)。

・一方の札幌は直近4試合で3勝を挙げており、この間勝利した全試合で無失点及びリーグ最少の失点数(2)。同期間の被枠内シュート決定率もリーグ最少(14.3%:2/14)で、これ以前の同率(38.2%)から大幅に減少している。

・ディエゴ・オリヴェイラは直近の川崎戦で、出場した試合では8試合ぶりの得点を記録。川崎戦までの7試合では枠内シュート3本で無得点。それ以前の8試合では6本の枠内シュートで5得点を挙げていた。

・ドウグラス・オリヴェイラは現在3試合連続で得点に直接関与している(3点:2ゴール、1アシスト)。この内の2点(1ゴール、1アシスト)は途中出場から記録したものであり、同状況からのアシスト数は今季リーグ2位タイ(3アシスト)。


サンフレッチェ広島 – 名古屋グランパス

・広島対名古屋の通算54試合では、広島が19勝11分24敗と負け越している。名古屋戦では現在4試合連続未勝利(2分2敗)。しかし、ホームでの今カード直近7試合ではわずか1敗(3勝3分)。

・広島は直近5試合でわずか1敗(2勝2分)。この間、1度も複数失点を喫していない(計4失点)。それ以前の4試合では、3試合で2失点を記録していた(計6失点)。

・名古屋はアウェイ戦直近9試合でわずか2勝(2分5敗)。この間、複数得点を挙げたのはわずか2試合のみ(1試合平均:0.8得点)。

・名古屋は現在、リーグ史上初となる同一シーズン内では4度目の3試合連続無失点を記録。今節でも無失点に抑えると、シーズン内ではクラブ史上ベストタイの4試合連続を達成する(2009年11月~12月に記録)。

・名古屋は今季、総得点に占めるMF登録選手の得点がリーグで最も大きい(64.1%:25/39得点)。対する広島は、FW登録選手の同割合がリーグで2番目に大きい(69.2%:27/39得点)。

・広島は今季、オープンプレーからのクロス成功率がリーグ2位(24.5%:102/417本)。対する名古屋は10月以降、同クロス成功率がリーグベスト(26.7%:24/90本)。

・荒木隼人は今季170回以上のデュエルを記録した選手の中で、同勝率がリーグベスト(67.7%:161/238回)。また、同ランキングでの2位はチームメイトの佐々木翔(63.5%:148/233回)。

・稲垣祥は今季、敵陣パス(805本:成功率79.4%)、タックル(50回:成功率60%)、インターセプト(54回)がいずれもチーム最多。また、今季の出場時間はMF登録選手の中で、山口蛍(30試合:2,575分)に次いでリーグ2位(27試合:2,406分)。