鹿島アントラーズのザーゴ監督(51)が28日、29日の浦和レッズ戦に向けオンライン取材に応じ、60歳で死去したマラドーナ氏の死を悼んだ。

ザーゴ監督は、マラドーナ氏と親しかった元ブラジル代表のカレカ氏を通じ、ブラジルで3回ほどカレカ氏の夕食会で会ったという。ザーゴ監督は「ピッチ外では非常に優しい心の広い方だと感じました」。ブラジルのジーコ、ソクラテス、フランスのプラティニ、ドイツのルンメニゲの名を挙げ「ピッチ内では、あの素晴らしい年代のトップ・オブ・トップの選手ではないか」とし「非常に若くして亡くなられたのは残念」と早すぎる死を悼んだ。

栄光の一方で薬物の問題も騒がれていたが「普段は正直、そんな行動は見られなくて。非常にいろんなことをざっくばらんに周囲を気遣いながら話してみんなで楽しむことを好む人だった。僕自身は、いい印象しかもっていない」と振り返っていた。