大分トリニータは、東京五輪世代のDF岩田智輝(23)のミドルシュートで柏レイソルに追いつき、アウェーで勝ち点1を手にした。

大分は前節ベガルタ仙台戦から中2日で、先発を7人入れ替えて臨み、契約満了が発表されたDF星、MF前田、FW三平が先発に名を連ねた。後半2分にセットプレーから失点も、後半39分に岩田のミドルシュートで追いついた。チームとして、11月21日の川崎フロンターレ戦以来、4試合ぶりの得点で、岩田は「前にスペースありましたし、だれかに当たって事故的に入ったらラッキーと思って打ったら入った。ラッキーでした。ゴール前を思い切りやることを意識して、体現できて良かった」と振り返った。

片野坂監督は「連戦でアウェーで、非常に大きな勝ち点1になった」と評価し「今日のメンバーも契約満了の選手もいましたし、複雑な立場、メンタル的に厳しい状況の選手もいた。でも、トレーニングでそういうのを感じさせない準備を見せてくれていた」とチームの結束に目を細めた。